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『男はつらいよ』シリーズの第一作が公開された日(1969年) |
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寅さんを心底好きになった日
小さな子供の頃、初めて観た映画が寅さんでした。当時寅さんの新作が公開される度、映画館に連れて行かされたものです。しかし、切ない恋愛模様を見せられても、偉大なるマンネリを見せられても、美しい日本の風景を見せられても、それほど心に響いてきません。寅さんが怪獣と闘ったりする夢の中のシーンだけは楽しんでいた記憶があります。
なぜ父はこのシリーズに惚れ込んでいるのかと、当時は半ば呆れていました。
しかし、私も30代になる頃、このシリーズの良さに気付くことになりました。なんていい作品なのだと。監督の山田洋次も好きになり、寅さんの最期を語ったかのような「おとうと」を映画館で観て号泣。まさか一人で山田洋次作品を観に行く日がこようとは。
もうシリーズは終了してしまいましたが、またあの日のように親父と映画館で「男はつらいよ」が観れたらなと思います。